はじめまして。「わたしとADHDのゆる日記」へようこそ。このブログでは、ADHDとともに生きる私が、日々の体験談や工夫、気づきをゆるく綴っていきます。
ADHDだとわかったのは社会人になってから
私がADHD(注意欠如・多動症)と診断されたのは社会人になってからでした。子どもの頃から忘れ物が多く、整理整頓ができず、会話も得意ではありませんでしたが、それを「性格の問題」だと思い込んでいました。
しかし、社会に出てからはそれが現実的な問題として表面化しました。書類のミスや忘れ物、単純なケアレスミスを何度も繰り返してしまい、自信を失っていったのです。
決定的なきっかけは、後輩ができたことでした。先輩として手本にならなければいけないのに、相変わらずミスを連発してしまい、後輩にも呆れられるような状況に…。それが本当に悲しくて、「このままではいけない」と思い、勇気を出して病院へ行く決意をしました。
結果はADHD。薄々自覚はありましたが、それでも診断を受けて本当によかったと感じています。
診断を受けてから少しずつ変わったこと
診断を受けてからは、「なぜ自分がこうなるのか」がわかるようになり、対処法を考えられるようになりました。薬の力も借りながら、整理整頓の工夫をしたり、AIなどの道具を使ったりすることで、少しずつできることが増えてきました。
もちろん今でもミスはしますし、完璧ではありません。でも、「これは自分の特性なんだ」と理解できてからは、自分を責めすぎずに前へ進めるようになりました。
このブログで伝えたいこと
このブログでは、私自身の体験談を中心に、同じような悩みを持つ方に役立つ情報を発信していきます。整理整頓ができなかった話、会話が苦手だった話、学生時代の苦しさ、薬の体験談、生活をラクにしてくれたアイテムや工夫などを、飾らずに正直に書いていくつもりです。
ADHDとともに生きるなかで感じてきたことが、少しでも誰かの「自分だけじゃない」と思えるきっかけになればうれしいです。
最後に
ADHDは決して「ダメなこと」ではありません。私自身、ADHDと向き合うなかで、自分の特性とうまく付き合う方法を少しずつ見つけてきました。できないこともあるけれど、それと同じくらい自分らしい強みもあると今は思っています。
このブログが、あなたの心を少しでも軽くする場所になれば幸いです。これからどうぞ、よろしくお願いします。
